教育方針

読解力を高めるだけじゃない音読の素晴らしい効果5選

07/07/2021

絵本の読み聞かせはたくさんしてます。

子どもも一人で本を読めるようになってきました。

ただ、あまり音読を行っている方は多くないのではないでしょうか?

お悩みパパ・ママ
うちの子は絵本を読むとき声を出して読んでるよ?これは音読じゃないの?
そう!それが音読の始まりなんだよ!
むすモテ

黙読に慣れていない、ということもありますが

字を覚え始めた子供は一字一字確認しながら読むため声に出して本を読みます。

これは文字、言葉をしっかりと脳に刷り込んでいるのと同じことなのです。

字を読むことに慣れていくにつれ黙読が主となり音読しなくなってしまいます。

宿題の定番でもある音読効果を覚え学校に先んじてしっかりとマスターしていきましょう。

音読のメリット5選

  1. 読解力の向上
  2. 感情表現の向上
  3. 語彙力向上
  4. 黙読速度の向上
  5. やる気がでる

読解力の向上

多分誰もが初めに思いつく一番のメリットです。

単語の意味や文脈などを意識しながら読んでいく必要があります。

文字を目で追いながら頭の中でなくしっかりと耳で音を聞くことで文章をしっかりを認識していくため黙読に比べ読解力がアップし、内容の理解度が更に深まります。

感情表現の向上

その文章がどういった内容なのか、何を言いたいのか考えながら表現しながら読むため感情表現が向上していきます。

黙読の時の様に流し読むのではなくしっかりと登場人物の感情に合わせて読むように心がけましょう。

語彙力の向上

声に出すことでしっかりと頭に入っていくため無意識に流してた単語も身につきます。

英単語を覚える際にも声を出して読むのと同じです。

同様に声に出すことでリスニング力も向上すると言われております。

黙読速度の向上

音読を行っていると文章を読む力が向上するため黙読の速度も上がります。

1単語1単語読み込む力がつき黙読の速度も上がっていくため読書量が段違いに変わって行きます。

よくある内容をかいつまみながら斜め読みする速読ではなくしっかりと読み込みながら早く本を読むことが出来るようになります。

やる気が出る

声に出して何かをすることでストレスの軽減になるそうです。

はっきりと感情を込めて読むことでより一層ストレス発散に繋がります。

ストレスをなくしリラックスをすることがやる気へと変わり

新たな目標に向かうことができます。

効果的な音読の方法

私はこのように段階を追って音読をさせています。

とりあえず読ませる

初めはとりあえず読ませます。

初見の文をすらすら読めるわけがないのでぎこちなくても感情がこもっていなくてもとりあえず全文を数回読ませます。

一文字も間違えずすらすら読めるようになる頃には多少なりとも記憶してます。

単語の区切りを意識し感情を込めて読む

棒読みでもすらすら読めるようになったら次は

単語を意識しながら感情を込めて読ませましょう。

悲しい文章は悲しそうに、楽しい文章は楽しそうに、そうすることでより理解力がまします。

暗記させて読む

最後は暗記させての音読をしましょう。

文字を目で追うのではなく頭の中に浮かばせることでより読むことが早くなりますし

記憶力を鍛えることにも繋がります。

音読におすすめの本

私の考えるよい音読はただ声に出して読むのではなく

感情を込めしっかりと理解し読み込むことだと思ってます。

そのため小説や絵本などの長文ではなく詩などの短いものがおすすめです。

のはらうた

のはらの虫や草花の気持ちになって書かれたくどうなおこさんの詩が子供達にぴったりです。

ほてはまたかしさんの版画もとてもいい味をだしてます。

子ども版 声に出して読みたい日本語

タイトル通り声に出して読むことを目的として作られた本です。

様々な古典詩が掲載されているので先取り教育としても使える1冊です

人気シリーズで全12巻発行されてます。

子ども版が気にいったら通常版の購入もおすすめです。

すき

詩集としての大定番の谷川俊太郎です。

さすがと言ったところの詩集は安心して読ませることができます。

ひらがなを覚え始めた幼稚園生でも難しくなく読めます。

楽しい音読ライフを

音読で最も大切なことはいかに楽しんで取り組めるかだと思います。

褒めるときはしっかりとほめてあげる

間違ってもただ間違いを指摘し叱るのではなく親が手本を見せるなどもう一度読みたくなるような工夫が大事です。

まずは褒めてあげる、子供が自ら何度も読みたくなるように乗せてあげましょう。

兄弟などで下の子が居る場合、上の子に絵本の音読をさせて読み聞かせと一緒にするのも手ですよね!

とりあえずそんな感じかな

おしまい!

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