
まず、自己紹介として
兄妹二人とも国立小学校よりご縁を頂くことができた2児の父親です。
子どもたちが幼児の頃から毎日3冊以上の絵本の読み聞かせを行い、3歳までに計数千回以上絵本を読んできました。
そんな私のおすすめ絵本紹介させていただきます。
我が家のかわいい娘ちゃんのお気に入りの絵本を紹介いたします。
テレビがない我が家では大体読書かカードゲームなどをしてすごしているため読書量が自然に増えます。




としょかんライオン

図書館というところは決まりを守りさえすれば誰でも入れるところです。・・・
Amazon
例えそれがライオンでも?そんな事ってあるのでしょうか。
いつも静かな図書館に、大きなライオンがやってきて、みんな大あわて。でもお行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。ところがある日、ライオンはある事件を起こしてしまって…。
もちろん決まりは守らなくてはいけないけれど、時には特別なことだってあるんだよ、と静かに語りかけてくれます。
どうぶつ大好き・絵本大好き、という方にはドストライクな絵本。
”きまり”とは何なのかを考えさせられるお話し
”決まり”とはそれを利用(使用)する、人(もの)を「守る」ものではあるが
決して「縛る」ものではあってはならないと思わされます。
お行儀がよく、みんなが大好きなライオンはある事件をきっかけに図書館にいられなくなってしまい出て行ってしまいます。
人気者のライオンが居なくなった図書館はどうなってしまうのでしょう・・・?
ちょこっと意地悪な図書館員のマクビーさんとまじめな館長のメリウェザーさん、そしてかわいいライオンの織り成す物語にちょっと切なく、でもほっこりさせられます。
決まりを破ってしまったライオンはどうなってしまうのでしょうか?
大人や先生の話をしっかりと守る優等生タイプにこそ読んで欲しいなと思わせるそんなお話。
絵本ナビ からも購入できますので読んでみてください
こん と あき

女の子の「あき」と、彼女の祖母が作ったきつねのぬいぐるみ「こん」のストーリー。
Wikipedia
あきが成長するに連れて、こんは古び、腕がほころびてしまった。
こんを祖母に直してもらうため、あきはこんと共に、電車でさきゅうまちの祖母の家へと向かう。しかしその途中、電車で2人がはぐれたり、こんが犬に連れ去られたりと、次々と問題が起こる。そんな2人の冒険を描いた物語
生まれた時から一緒のきつねのぬいぐるみこんと女の子のあきちゃんの成長のお話。
こちらの絵本にもやっぱり動物出てきます。(ぬいぐるみだけど)
生まれたてからずっとあきの事をみてきたぬいぐるみのこん、
腕がほころんでしまったこんを直してもらうため、おばあちゃんの家に2人で向かうことになり、道中色々な試練があきに降りかかり、やっとの思いでおばあちゃんの家に到着するわけですが。
道中はドキドキしっぱなしです。
かわいいあきとそれを見守るこん、困難に直面するあきに対して「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と温かく見守りつつ声をかけてあげるこん
不安の中おばあちゃんの家についたあきに対するおばあちゃんの暖かさ。
子育てにも繋がりますよね、困難にぶつかった時に親がやってあげるのではなく大丈夫だよと声をかけながらしっかりと見守ってあげる。
家族全員でいるときはケンカばかりで、騒がしいだけの兄妹ですが、2人っきりで何かをさせるととても面倒見の良くなる兄と、兄を慕い、兄に従う我が家の子ども達の関係性にも重なります。
心がとても温かくなる、何度も読み返したくなる絵本です。
絵本ナビ からも購入できますので読んでみてください
とりあえず、そんな感じかな
おしまい!