Klipsch(クリプシュ)というイヤホンメーカーをご存知でしょうか?
実際、イヤホン好きじゃないと聞いたことが無いメーカーなのではないでしょうか?

わかります、わかります。有名ですもんね。

はいはい、わかります。
ただ、有名だからっていいものってわけじゃないんですよ。
有名ってことは広告をそれだけ打っているっていう話。
一般的に有名じゃなくても音響ファンからはとても評価が高いメーカーってのは山ほどあるんですよ。
その中でも今回おすすめしたいものが
Klipsch T5 II TRUE WIRELESS
因みに「TRUE WIRELESS」というのは完全ワイヤレスって意味です。AirPods的なあれですよね。
クリプシュとは

Klipsch Audio Technologies(クリプシュ・オーディオ・テクノロジーズ)は、アメリカ合衆国・インディアナ州インディアナポリスを本拠とする音響機器開発製造企業である。
Wikipedia
1946年にアーカンソー州ホープにおいて、ポール・W・クリプシュ(1904年-2002年)により「Klipsch and Associates」として設立された。
全米市場のオーディオ専門店および家電量販店では売り上げトップであり,全米の劇場で採用されているスピーカーでもNo.1のシェアとなっている。
またハードロック・カフェでは公式スピーカーとして指定されている。
日本ではイーフロンティア(その後、会社分割により株式会社フロンティアファクトリー[1]に変更)が2011年7月から商品のHP直販、同年9月から店頭発売を行っていたが、2019年9月からはオンキヨー株式会社が販売代理店となっている。
という事で、アメリカでは超人気メーカーのようです。
全米の劇場内のスピーカーNo.1シェアな上、ハードロック・カフェでも公式スピーカーとしても指定されている。
絶対に音質が良いに決まってる。悪いわけがない。
ただ、直売ではないせいなのか、日本ではあまり広告に力を入れていないのかなぁと感じてます。
伝説の名機との呼び声高いImage X10

日本において、般的にあまり知名度が高くないというだけでイヤホン好きには超のつくほどド定番のメーカーであるクリプシュ
上であげたように地元アメリカでは超人気なのですが、あまり広告に力を入れていないように感じとられるのにイヤホン好きからは絶大な人気を誇っている理由として
伝説の名機との呼び声も高いImage X10の存在があります。
2008年に販売されたImage X10は当時で3万前後と中堅どころの価格だったのですが、音質は10万以上のイヤホンにも引けを取らないと言われてました。
10万前後の中途半端なイヤホンを買うくらいならImage X10を数本持てと言われるほどの実力でした。
よくある低音を過剰に表現したものではなく中高音域をしっかりと綺麗に表現されたイヤホンでした。
満を持して販売されたTRUE WIRELESS

そしてそんなクリプシュが販売しているKlipsch T5 II TRUE WIRELESSですが「Ⅱ」とついているように第二世代です。
第一世代であるKlipsch T5 TRUE WIRELESSは2019年に販売が開始されました。
なぜそんな人気メーカーが2019まで完全ワイヤレスを出さなかったのでしょうか?
答えは簡単で満足の行く音質を満足の行く価格で出すことが今までできなかったからとのことです。
完全ワイヤレスの技術が出来たから製品化しよう!ではなく、クリプシュとして納得のいく音質が再現できるまで販売しない!というところに本気を感じませんか?
とりあえずさっさと製品化して話題をかっさらおうではなくめちゃくちゃ高くなっちゃったけどいい音だから販売しちゃおうでもない。
プロ根性に惚れます。
Klipsch T5 II TRUE WIRELESSの評価
音質とかの話に行く前にまず
外観の評価

見てください、オシャレじゃないすか?
見てわかる通りZIPPOをイメージして作られたケース
しっかりとZIPPOのように開け閉の「カチッ」という感触も味わうことができます。
ZIPPOだと思うと少し物足りないですが、そもそもイメージして作っただけZIPPOじゃないですしね・・・
とは言え無駄に「カチッカチッ」と開け閉めしてしまう中毒性はしっかりと持ち合わせてます。

そしてこのロゴ名が刻印されたようなイヤホン、これもまたオシャレですよね。
なんとなく電車の中、交差点の信号待ち中に俺のイヤホンを見てくれ!気づいてくれ!と心の中で叫びたくなるようなかっこよさ。
「俺かっこいいイヤホン付けてるぜ!」ってな具合に
音質の評価
そして肝心の音質ですが
さすがクリプシュといった音質となっており中音から高音域の抜けが良く、しなやかで綺麗な音が作られてます。
しっかりと低音を鳴らしながらも重たすぎずに柔らかい音質となっておりHIPHOPなどの低音の強い音楽を聴き続けても疲れません。
普段POPSやクラシックをよく聞くのですが、ボーカルの音が華やかに出ますし、高音もキンキンせず耳が痛くなることはありません。
さらには聴いていて音の広がりを感じることができ、まるで自分の周りにドーム状の空間ができた感覚となり、心地よく音楽に浸ることができます。
あくまでも私の店舗での聞き比べた感想ではありますが、正直同価格帯と聞き比べると抜きんでていると感じました。
また、専用アプリにてイコライジングが可能となっており好みのの音質に調整することも可能となってます。
音質、とは違いますが8時間の連続再生が可能というバッテリー性能もポイントです。(他の商品では4時間~6時間程度が一般的)
収納ケース兼充電ケースも一緒に持ち運ぶと思いますのでバッテリー切れを起こす心配はまずないと言えます。
つけごこち等の評価
つけごこちですが、耳に入れた際の違和感や付け続けた時の痛みなども無く、つけごこちは良いです。
ただ、形状の問題なのか私の耳の形が合わないのか付けて歩いていると片側だけ抜けそうになってしまいます。
イヤーパッドの交換でなんとかなる問題なのかもしれませんが、完全ワイヤレスの不安点「落ちてなくなる」がとても恐いので要注意です。
「あ、落ちそう」と気づけるので落ちる前に押し込めますが万一身動きも取れないような満員電車でそんな状況になってしまったら・・・と考えると恐いですよね。
購入する際は店舗内と言えど跳ねるなどして装着感を試すべきです(これは全ての完全ワイヤレスイヤホンに当てはまりますが)
そして携帯性ですが、先ほどお話した通りケースがZIPPOを模したオシャレ仕様となっているため、他の物より少し大きくて重たいです。
ちゃんと金属製のケースなもんでね。
ただ、ケース多少の重さを犠牲に最強のオシャレを手にすることが出来るのであれば全く気にしないでよいと言えます!
AirPodsProとKlipsch T5 II TRUE WIRELESSの比較
私がAirPodsProを購入した理由にも繋がるのですが
初代に当たるKlipsch T5 TRUE WIRELESSにはノイズキャンセリング(以下ノイキャン)と外音取り込みの機能がついてませんでした。どうしてもノイキャンと外音取りこみを実体験したかった私は泣く泣くAirPodsにしましたが音質は断然Klipsch T5の勝利でした。
そして第二世代となったKlipsch T5 II TRUE WIRELESSはノイキャンと外音取りこみ機能を実装し更にパワーアップしたので恐いものなしです。
私個人の使い方としては
AirPods 通勤中など移動中に流しながら聞く用
T5 Ⅱ 自宅やカフェなど室内でじっくり聞く用
という分け方で使用しております。
さいごにまとめ
いかがでしたでしょうか?
日本での一般的な知名度はそこまでないのでは?と感じるクリプシュ
そのクリプシュが満を持して発売しているKlipsch T5 II TRUE WIRELESS
音質だけなら同価格帯で抜きんでたパフォーマンスを見せてくれます。
ネットで検索してもあまり評価を見かけない気がします。ただこれは依然聞いたソースも何もない噂なのですが
クリプシュはアフィリエイトなどでの代理販売やネット広告でのバックを行わないからYoutuberやブロガーが見向きもしない
という事でした。嘘なような気はしますが・・・
ただ、前述した通り私は耳の形状が合わないのかこちらは家の中でのメイン機
そとではAirPodsProだったりするんですよね・・・
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とりあえず、そんな感じかな
おしまい!