教育方針

子どものコミュニケーション力を高める対話力の育て方【4選】

世界中の教育機関で今後最も大事なスキルの一つとして「対話力」を上げているそうです。

対話により意見を出し合って知恵を補い合うことでアイデアを生み出していくことがこれからの時代に求められているようです。

世界規模の企業のCEOなどに多いユダヤ人は「議論好き」だとよく聞きます。

議論を行うことで物事の多面的な捉え方を身に着けた結果、世界規模のCEOとなり得る思考力が育ったわけですね。

日本でも東大など難関大学に入学している子達の家庭では「食後」や「お風呂中」「寝る前」などのリラックスしている時間に親子で会話をする時間を持っていた家庭が多かったようです。

家庭内でしっかりと会話をすることで対話力が養われ、高い学力の下支えにもなるということです。

では子供の対話力を養うにはどうすればいいのでしょう?

いくつかご紹介をして行きたいと思います。

1日10分子供と話をする

忙しい毎日を送っているとどうしても「〇〇しなさい」と会話が命令口調と一方通行になりがちです。

1日10分で構わないのでしっかりと子供と会話のキャッチボールを行うようにしましょう。

その際はもちろんテレビやタブレットなどは消してスマホなんかいじっていたらダメですよ。

他愛のない内容だろうととしっかりと関心を持って相槌をうってあげると子供はどんどん話をしてくれます。

たくさん子供から言葉を引き出してあげましょう。

最低5回は質問をする

子供に対話をするときは「そうなんだぁ」で終わらせないで何度か聞き返してあげましょう。

最低でも5回は質問を投げかけてあげたほうがいいと聞いたことがあります。

その際質問は「はい」か「いいえ」で答えられる内容でなく

「なぜ」「なに?」「どんな?」「どうやって?」「もし~だったら?」などと分として回答しなければならない質問にしましょう。

正直、質問の回数はあまり重要ではなく、細かく聞いてあげようということなのだと思っております。

色々な角度から質問を投げかけることによって子供もより具体的に話ができるようになりますし、対話力を鍛える事にもなります。

初めのうちはめんどくさがられて「知らなーい」「忘れたー」などと帰ってくることもあるとは思いますが・・・

嫌がられすぎないようにしっかりと対話をしてみましょう。

良い、悪いの評価も忘れず

子供との会話の後には「よかったね」「悲しかったね」と共感をしっかりしてあげることも忘れないようにしましょう。

共感をしてげることにより、より安心して会話をしてくれるようになるでしょう。

そして、時にはあえて反論もしてみましょう。

嫌な事や耳の痛いこともいう事で様々な見方があることを学んでいきます、決して批判をするのではないですよ。

違う見方を伝えて対話を深めてください。

大人も自分からたくさん話す

当然、大人もしっかりと子供に話を投げかけてあげましょう。

決して子供からの一方通行の対話ではなく対等に親から子へも言葉を投げかけてあげましょう。

その際は子どもの見本になるように、と心がけるようにしてください。

悪い言葉や汚い言葉は使わないでくださいね。

喋りがうまくなくたっていいと思うのです、現に私も話下手です。

それでも子供に伝わるように気持ちを込めて言葉を投げかけてます。

さいごに

我が家の子供達がお受験教室に通っていた頃、見学をしていると

恥ずかしがって自分の意見どころか好きなものを伝えることが出来ない子も多くいました。

家庭でしっかりと対話をして自分の意見や好きなものを言えるようにしておきましょう。

小学校のお受験でもしっかりと面接があり子供が大人と対話が出来るかを見てきます。

家庭でどれだけ会話をし子供が自分の気持ちを話せるようになっているのかがはっきりしていきます。

お受験をしていなくても初めに書いたように家庭での対話が高い学力に繋がっていきます。

忙しい現代ですが、テレビやYoutubeに育児を任せきりにせず家族での会話、意見の交換を楽しむようにしましょう。

そんなかんじかな

おしまい!

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