そんな悩みに対して我が家の事例を紹介させていただきます。
兄妹二人とも国立小学校よりご縁を頂くことができた2児の父親です。
子どもたちが幼児の頃から毎日3冊以上の絵本の読み聞かせを行い、
3歳までに計数千回以上絵本を読んできました。
そんな私の持論を紹介させていただきます。
読み聞かせの効果
読み聞かせの効果としてよく挙げられているものに
- 想像力を豊かにする
- コミュニケーション能力の発達
- 語彙力が富になる
- 集中力がつく
- 感情表現が豊かになる
- 知的好奇心を育てる
- 親子の絆を深める
などと良いことずくめですので、是非とも読み聞かせはしてあげたいですよね。
してあげたい・・・ここが子供がお話を聞いてくれない問題点だと思ってます。
読み聞かせの方法の提案
絵本を読んでいても全く聞いてくれなければ意味がない!
せっかく読んであげてるのに!イライラする!
となっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで我が家の子供を読書大好きに育てた私から大きく2つの方法を紹介させていただきます。
- 自分の為に読む
- 絵本をちゃんと読もうと思わない。
そもそも絵本とはなんなのか?を考えてみればおのずと答えは見えててきます。
絵本はきっと知育の為にと生まれたものではありません、子供でも楽しんで読めるように生まれたものです。
上で挙げた知育としてのメリットを享受するためではなく、本を読むということを楽しむために生まれたものですので
楽しまないとだめです。
では、この2つについて説明させていただきます。
自分の為に読む
上でも書いたように楽しまないとだめですので、とりあえず自分が本を読むことを楽しみましょう。
自分の好きな本を読む
本を選ぶとき、買い与えるときどのように選びますか?
子供が欲しいと言ったものや有名だから、知育にいいと聞いたからといったものばかりになってませんか?
そう言ったものではなく、書店や図書館で自分でパラパラとめくってみて絵がかわいい!綺麗!面白そう!と思ったものをチョイスしてみてください。
子どもが違うものを欲しがっても知らんぷりです。だって自分で読むんですから、聞かない奴に与えても意味がない、自分で好きなものを自分で読みましょう。
すると絵本を読むということに苦痛を感じなくなってくるはずです。
楽しいことをやっていて苦痛に感じるわけがないんですから。
子どもに聞かせようと思わない
何度もいいます。楽しみましょう。
子どもの為に読んでると思ってるとしっかり聞いてない時にイライラしてくるだけです。
子どもに絵本を読んであげてると文字ばっかり追ってしまったりで意外と絵の詳細や話の深い部分など見れていないことがあります。この際ですからしっかり読み込んでみましょう。
絵本は単純なお話に見えて意外と奥が深いものもあります。熟考してみてもいいかもです、こいつは何者だろう?なんでこんなことになってるんだろう?
声を出して本を読んでいたあなたが急に黙って考え始めたら子供も気になって寄ってきます。
どうしたの?なんて聞いてきたらこっちのものです。自分の疑問を子供にも投げつけて一緒に考えてください。
曖昧にしか聞いてなかった子供は先どころか前も気になって読んで読んでと言い出すかもしれません。
本をちゃんと読もうと思わない
もしかしたら一字一句間違えずに読もうと思ってませんか?
うまく噛まずに読もうと思ってませんか?
そんなこと全く必要ありません。ただ楽しみましょう。
絵本をはちゃめちゃにしてやりましょう、もう単なるお遊びにしちゃいましょう。
ちゃんと読む必要なんかありません。聞いてくれるようになれば嫌でもちゃんと読まされます。
逆に怒られます。
逆さからよむ
そのままです、逆さから読んでみましょう。
おじいさんはやまへしばかりにおばあさんはかわへせんたくに → にくたんせへわかはんさあばおにりかばしへまやはんさいじお
臨場感たっぷりに、全感情をこめて
頁を逆からめくる合わせ技もありです。桃太郎ならいきなり宝物を持って帰るところからです。
英語やら中国語やらなんやら混ぜる
いわゆるルー語的なやつです。
藪からスティックにです。ニーハオ!ビバ!トゥゲザーしようぜ。です。
どうせわからないのだから中国語っぽいフランス語っぽいイタリア語っぽいものも混ぜちゃいましょう。
感情を爆発させる
全感情を爆発させちゃいましょう。
おじいさんが山へ芝刈りに行くだけでもう煉獄さんが死んでしまったばりに悲しんでみてください。
鬼を退治しても煉獄さんが死んだばりに悲しんでみてください。
もうただ悲しい物語にしてやりましょう。
登場人物の名前を変える
単純に名前を変えるだけでも子供は喜びます。
桃からうまれた桃太郎ではなくケンジから生まれたケンジ太郎です。
意味が分かりませんが、子供なんてこれだけで喜びます。
最後にまとめ
子どもは意外と親をしっかり見ています。
そらそうですよね、親を見て育つわけですから、親が今どう思っているのかどう感じているのかしっかり感じているわけです。
その親がめんどくさい、苦痛、と思いながら読んでいたら楽しめるものも楽しめません。
まずは子供のためと思わず自分が楽しいと思って読んでみてください。
あなたが好きなもの、楽しいと思ってるものって子供も好きじゃないですか?
好きな色は青!だってママが好きな色だから!
子どもの好きなもの理由がそのような時ってありませんか?
親が楽しんで本を読んでいたら自然と寄り添ってきます。そしたら飽きさせないように楽しませるように読んであげてください。
きっとそのうち真面目に読んでよ!と逆に怒られる日が来ます。今日は読みたくない!勘弁して!と泣きを入れる日がきます。
楽しい絵本の読み聞かせライフを!
とりあえず、こんな感じかな
おしまい!