



絵本を買おう!と思っても意外と何がいいのか?と悩むことがありませんか?
本屋に行くと大量の絵本たち!
新しいのがいいのか?昔からあるのはもう古臭いのか?
正直絵本は気に入った表紙の絵本をジャケ買いで問題ないと思いますが
流行りの絵本だと特に好き嫌いが分かれることもありますので外すことのない名作絵本を紹介いたします。


三びきのやぎのがらがらどん

山の草をたべて太ろうとする3匹のヤギと、谷川でまちうけるトロル(おに)との対決の物語。物語の構成、リズム、さらに北欧の自然を見事に再現したブラウンの絵、完璧な昔話絵本です。
絵本ナビ
橋を渡ろうとするヤギとそのヤギを食べたいトロル。
次に来るヤギはもっと大きいから食べ応えあるよって言うから言うこと聞いて次のヤギ次のヤギと待ってたら一番強いのにやられちゃった!
ザ・昔話な絵本。50年以上も前に発表されて未だに読み継がれている名作です。
本当に悪そうなトロルとカッコいい大きいヤギに子供心をすかっとさせてくれますよね。
すてきな三にんぐみ

宝集めに夢中だった三人組の大盗賊が、ひょんなことから全国の孤児を集め、お城をプレゼント。
絵本ナビ
暗いタッチのせいで恐い話だと思われがちなすてきな三人組
強盗に入ったおうちの女の子を誘拐したらいつの間にかお城を買って孤児院建てることになっちゃった!ってお話
元々悪い奴らが盗んだお金で孤児院てどうなのよ?という意見もあるようですが、改心して良い事してるんだからそれでヨシ!絵本てそういうものでしょ
おおきなかぶ

大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという単純な物語の中に、大らかさ、力強さ、ユーモアなどが満ちあふれ、ロシア民話の楽しさを味わわせてくれます。
絵本ナビ
大きく育ったかぶはおじいさん一人じゃ引っこ抜けないからおばあさんを呼んで娘を呼んで犬呼んで猫呼んで・・・どんどん登場人物が増えていくお話
海外の童話ってこういうどんどん増えていくのが多い気がする…私は結構好きなのです。
登場人物が増えるに従い、早口に読んでいくとなんかスリリングな気がしませんか?
てぶくろ

子犬と雪の降り積もった森を歩いていたおじいさん。途中でてぶくろを片方落とし、気づかぬまま行ってしまいます。そこへ、森の動物たちがやってきて、てぶくろを住まいにします。ねずみ、かえる、うさぎ、きつね、おおかみが入ると、てぶくろはぎゅうぎゅうに。
絵本ナビ
こちらもどんどん登場人物が増えて行ってどんちゃんするお話ですね。
海外、というかロシアとか北の方にこういう登場人物がどんどん増えてわちゃわちゃするお話が多い気がします。
おじいさんはどんな巨人だったんだろう?という疑問は置いておいて
動物たちのやりとりを楽しみましょう。
スイミー 小さなかしこいさかなのはなし

小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。ある日、仲間たちが大きな魚にみな食べられてしまいました。一匹だけ残ったスイミーは・・・
絵本ナビ
小さなかしこいさかなのはなしという副題が付いていたのをご存知でしたか?
綺麗な海の世界を楽しみながら最後は1匹だと弱いけどみんなで力を合わせると強い敵にも打ち勝てるよという教訓つきのお話
ストーリーも好きですが、独特につづられていく独創的な表現、素晴らしいです。
水彩画のようなイラストも美しい海の世界がとても綺麗に描かれてますよね。
シナの五にんきょうだい

むかしシナによく似た五人の兄弟が住んでいました。ある日事件に巻き込まれ、特異な力を合わせて解決する。
絵本ナビ
中国奥地のあの幻想的な山々や4000年の歴史というイメージだけはあった幼少期にシナの五人兄弟を読んでやっぱり中国ってすっごいなーと思わされませんでした?
ただすべての原因を作ったあの子供に少しでも罰を与えることはできなかったものなのかとそこばっかりが実は気になってます。
ハッピーエンドはいいのですが、ちょっとひっかかる人はひっかかるのかな?
あと今の時代に出版されてたらこのタイトルはつけられなかったよねとも感じてます。
ちびくろ・さんぼ

あるところにかわいいくろいおとこの子がいました。なまえをちびくろ・さんぼといいました・・・。
本書は、わが国では1953年に岩波書店から発売され、1988年に絶版になるまで、日本中のこどもたちに親しまれていた絵本です。
絵本ナビ
グルグル走り回っているとバターになっちゃうよ!と脅された方も多いのではないでしょうか?
実は諸事情により1988年に絶版になり2005年に復刊という歴史があるちびくろサンボ。
絶版だった間に生まれた子供はちびくろさんぼを知らない子どもも多く、意外とジェネレーションギャップを生んでいる名作です。
トラマークのバターとか販売したら人気出そうな気がするんだけどだれか販売しないんですかね?できないんですかね?
実はちびくろ・さんぼは3冊セットだということはご存知でしたか?
はらぺこあおむし

にちようびの あさ うまれた ちっぽけな あおむしは、 おなかが ぺっこぺこ。
げつようびには りんごを ひとつ、 かようびには なしを ふたつ……。
たくさん たくさん たべて、 ふとっちょになった あおむし。
さなぎになって、 さいごは うつくしい ちょうちょに へんしんします。
絵本ナビ
ストーリー・イラストともうすべてが100点!としか言いようがないはらぺこあおむし
サクサク読めるストーリーとカラフルな絵で小さい子供にも勧められるし、デザイン性が抜群なので大人でも楽しめるし、これぞ絵本の究極とも思えます。
作者のエリック・カールについてはこちらでも作品を紹介しておりますので他の作品も気になった方はぜひ
-
おすすめ絵本紹介 絶対に読むべきエリック・カール4作品
続きを見る
かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうの国をたずねよう。コルデコット賞を受賞し、
世界中の子どもたちをひきつけてやまないセンダックの代表作。
子どもの内面のドラマをみごとに描いて、今世紀最高の絵本と言われています。
絵本ナビ
2009年に実写化され世間を驚愕させましたね。
男の子の冒険心やいたずら心、そして幼さをうまく表現しているのではないでしょうか?
この本もイラストのタッチから恐そうだからと敬遠されがちですが不思議な世界観と心温まるラストが何とも言えない傑作です。
ぐりとぐら

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。み
絵本ナビ
大人気シリーズ作品のぐりとぐらの第一作目です。
大きなたまごをみつけたぐりとぐらがまわりの動物たちを集めて料理を始めてわちゃわちゃわちゃなザ・絵本
子どもの頃読んでもらいこの大きなカステラが食べたい!となった方も大勢いるのではないでしょうか?
100万回生きたねこ

これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。
絵本ナビ
死んでも死なないねこが主役の名作ですよね。最後に愛を知ったねこは死というものの本質を知ってしまう。
子供には少し難しいけど最後はなんで生き返らなかったのか親子で話し合うのもとてもいいと思います。
自分用に買ってみてハッピーエンドなのかバッドエンドなのか本質を考えてみるのもまた1つかもしれないです。
死生観というものを考え直すのにぴったりな哲学的な絵本です。
他にもこちらでたくさんの絵本を紹介していますので他にも探している方はぜひ!
とりあえず、そんな感じかな
おしまい!