教育方針

子どもに外遊びをさせることで得られる効果とは?【頭のいい子を育てる】

24/05/2021

お悩みパパ・ママ
最近物騒な事件も増えてるみたいだし、怪我されても困るから出来るだけ家の中で遊んで欲しいよね
心配なのわかるけどそういった家庭が増えたせいで体力の減ってる子ども達が増えているらしいよ
むすモテ
お悩みパパ・ママ
そうは言われても、休日は出来るだけ家でゆっくりしたいし・・・

と、いう事で、最近は特に公園にはあふれんばかりの子供達の波であまり実感はないのですが

どんどん公園から遊具が無くなったりセキュリティ問題や事故防止ということで家で遊ぶ子が増え外で遊ぶ機会が減ったため子ども達の体力が減ってきているようです。

お仕事マン
うちは小さい頃からサッカーを習わせてるから体力には自信がありますけど?

と考えている方も多いと思いますが

スポーツやランニングをして体力をつけるのと外で走り回って遊ぶことは全く違います。

外遊びはスポーツだけでは得ることが出来ないたくさんの素晴らしい効果があるんです。

そんな外遊びをさせることで得られる素晴らしい効果を紹介いたします。

頭のいい子は外でたくさん遊んでる

と言っても朝から晩まで外で遊びまわっていればどんどん頭がよくなっていくわけでは勿論ないです。

一日中外に放り出しておくと頭がよくなって帰ってくるのであればこれ以上に楽なことはないですよね(笑)

出来るだけアナログな環境で自然に触れながら創造力を使って遊ぶことにより普遍的基礎力というものを養うことに繋がるそうです。

東洋経済ONLINEの記事に下記のようなものがありました。

【普遍的基礎力】(いつでもどこでも通用する「根本の力」という意味。私の造語です)
(1)想像力→イメージすることが自然と訓練される
(2)創造力→ゼロから新しいものを作り上げる。または新しいルールを自ら作る
(3)積極性→遊びへの参加は前向きである。後ろ向きに遊ぶ子はいない
(4)交渉術→問題があったときに口喧嘩をする。これはある種の交渉
(5)協調性→ひとりで遊ぶこともあるが、集団で遊ぶ場合は、これが育まれる
(6)挑戦意欲(探究心)→子どもは遊んでいるうちに、更に遊びの水準を上げる傾向がある
(7)集中力→遊びには夢中になれる。集中力の訓練が自然となされる
(8)心身の健康→いうまでもない

引用元:東洋経済ONLINE(事実!できる子は「遊びの質」が優れている)

お勉強が出来るという頭の良さではなく記事内で言う普遍的基礎力を養うのには外で思いっきり遊ばせるのが効果的なようですね。

これは完全に私の偏見なのですが、家の中にこもって勉強だけをしてきた子供と外で思いっきり遊んでいた子では何かあった時の応用力みたいなものが段違いな気がしています。

大人でもそうですよね、仕事だけでなくプライベートも充実して遊んでいる人ほどプライベートで得た知識からヒントを得たり、プライベートの繋がりから仕事の枠を増やすなどと仕事へ応用しているように感じます。

ただ、忘れないで欲しいのは初めに書いたように遊んでいるだけで勉強が出来るようになるわけではないのでしっかりとお勉強の時間も設けるようにしましょう。

外ではどんな遊びをさせればいいのか?

外で遊ばせると言われるとインドア派の方や平日の仕事で疲れきっている方からすると

休日まで外に出るなんて・・・

と大変に感じるかもしれませんが、そんなに気張る必要はないと思います。

子どもと公園に出かけてほったらかしていれば子供が色々思いついて勝手に遊び始めます。

親は危険がないか、他の子に何かしてしまわないか見守っていればいいんです。

ここで口はあまり出さないようにしましょう。

遊具で言えば、滑り台はすべるだけのものではないし、ブランコは座って漕ぐだけのものではないはずです。

危険がなく、他の子に迷惑が掛からない程度に好きなことをやらせてみましょう。

公園まで行くのすらめんどくさい時は家の近くを散歩するだけでもいいと思います。

普段見ない道路の片隅などに注意しながら散歩してみてください

今まで気づかなかった花や虫、石ころがあるはずです。

それを見つけて指摘してあげるだけで好奇心や興味が書きたてられて上で書いた普遍的基礎力が養われるのではないでしょうか?

ゲームやインドアに慣れてしまった子に対して

我が家だと下の子がそうなのですが

ちょうど上の子のお受験で忙しくあまり外に連れて行けなかったため家の中で過ごすことが多かったため

お人形があるからお人形ごっこは出来る、タブレットを立ち上げて一人で動画を探してみられる

でも、外に一人で放っても何をしていいかわからずただぼーっとしているだけになってしまってました。

無からの想像力が足りないんですね、有のものを与えられて育ってしまったので自分で考えることが出来ない。

こういった状況はホントに大変です

親が想像力を振り絞ってあんなことやこんなことをしてあげないとわからない。

それも初めは親に倣って同じ遊びをするだけなのですが、少しずつ自分で新しいことを見つけ出します。

そうしたら次は逆に教えてもらう立場になってみましょう、子供は新しいことを考えて教えてくれようとし始めます。

与えられたもので遊ぶことに慣れてしまった子への対応は大変ですが、子供の為、頑張りましょう。

親は手を出さずそっと見守りましょう。

上でも触れたように与えられたもので遊ぶことに慣れてしまった子は手を貸す必要がありますが

基本的には親は口も手も出さないようにしましょう

多少の怪我の危険なら放っておいてもいいと思います、それも経験ですし

大きいけがの危険や他の子に迷惑をかけるような行為は勿論止めましょう。

うちの嫁ちゃんなどがそうなのですが、すぐに「あれはだめ」「これはだめ」「こうしたら?」「ああしたら?」などと口をだしてしまうのですが

そうすると結局何かを与えることになってしまい自分で考えることを妨げることになってしまいます。

親はただ見守って自分で考えた遊びで何かを達成したことに対して褒めてあげればいいんです。

自分で頭を使ってトライ・アンド・エラーを重ねることで自立性や積極性が育ち自己肯定感が生まれる事になるんですから。

さいごにまとめ

小学生でもめちゃくちゃ忙しい現代で外遊びを思いっきりさせるというのは意外と時間がない。

平日仕事や家事や子供の世話で疲れてて休日くらいゆっくりしたい。

危ないことをしていたり拙い行動に思わず手や口を出してしまう。

意外と外遊びを自由にと言っても難しいんですよね。

昔の話、長男がまだ3歳くらいの頃だったかな?

台風で雨が続いて数日間ほとんど外に出られなかった時に

台風をやっつけに行こう!

と言って大雨の中傘もささずに家の目の前の公園に行って息子とただ無茶苦茶に手足を振り回し転げまわったことがあります。

それでいいんだと思うんです

大雨の中ドロドロになることなんてめったにできないし、台風はやっつけられない、という学びに繋がったんじゃないかな?

何も考えずに一緒にバカになって遊ぶ、またはバカを見守る

それが子供にとって成長に繋がるんです。意外と難しいことかもしれませんが、少しずつ挑戦していきましょう。

道端に咲いている小さい花を指さしてあの花綺麗だよね?ささやいてみませんか?

とりあえずそんな感じかな

おしまい!

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